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診療報酬担保を使う診療報酬ファクタリングのメリットとデメリット

 診療報酬ファクタリングというのは 医療機関がファクタリング会社に対して診療報酬債権を譲渡し、それと引き換えに資金調達するシステムになります。
診療報酬債権と言われている中には、介護報酬債権もしくは調剤報酬債権も入っています。
これらに関しては医療機関でだけ利用可能になります。
取引に関しては医療機関及びファクタリング会社それから、社保、国保の3者同士で実施されます。
診療報酬ファクタリングにおいては、1回の申請にあたって最大値で2ケ月分に該当する診療報酬債権の資金を調達することができます。
診療報酬担保を利用する 診療報酬ファクタリンングについてはオーソドックスなファクタリングと比べて審査が緩いのが特徴になります。
また、診療報酬ファクタリングは、掛け目が設けられています。
凡そ掛け目については80から90%になります。

 診療報酬ファクタリングのメリットとして 償還請求権が無いことがあげられます。
ファクタリング会社については、診療報酬を社保、あるいは国保サイドから回収することになります。
その結果、利用会社については担保を求められることはありません。
国を間に入れる取引が可能な診療報酬債権については、その分だけ確実性が高い資産といえます。
したがって、審査に関してもパスしやすくなっています。
債務超過の状況でも利用できます。
医療施設のスケールやファクタリング会社に影響を受けますが、医療施設が債務超過のケースでもファクタリングを活用することができることもあり得ます。
医療施設のスケールが大きいなら、後になって回収することができる診療報酬額も大きくなる為です。
本来なら融資を受けられないケースでも、診療報酬ファクタリングを活用すれば資金調達できる可能性が考えられます。

 診療報酬ファクタリングのデメリットとして 診療報酬によって持つことができる資金額には限度があることがあげられます。
医療機関については医療法によって事業の規定を非常に厳しく定められていることから、診療報酬を際限なく増加させることができません。
活用することが出来る医療債権については最高でも2ケ月相当分になります。
原則的に一過性の資金を確保する方法であり、大きい金額のお金が入り用な場合にはフィットしないでしょう。
そして、 金融機関と比較して利率がとても高いこともデメリットです。
診療報酬ファクタリングを利用することによって資金調達するケースでは、1ケ月当たりの取り扱い手数料は1から2パーセント前後と高目です。
銀行や金融機関を活用することによって融資を受けることができる場合ならそちらを活かしたほうがお得かもしれません。

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